浜松市楽器博物館に行ってきた。第2弾

昨日の続き。まずはヨーロッパエリアから。

 

 

f:id:Pe-raz_ur:20210412210433j:plain

有名なヴァイオリンやティンパニといった楽器から、見慣れない形状をした楽器も並んでいる。近代的な楽器の本拠地ということもあってか、種類も多い。その中からいくつかピックアップ。

 

 

f:id:Pe-raz_ur:20210412210609j:plain

テューバの前身である「セルパン」。こんな形でも金管楽器だ。音はテューバそのまんまだが、ピストンではなく楽器に空いた穴をふさぐことで音程を変化させる。この仕組みは木管楽器によく見られるもので、この楽器が、ちょうどピストンを用いた金管楽器が発明される過渡期にあることを示している。

 

セルパンの右隣に小さく見えている「コルネット」も同じ仕組み。あくまで金管木管の区分は見た目ではなく音の出し方でなされているということがよくわかる。両方とも、生で見るのは初めてなので主は興奮していた。

 

 

次はこれ。

f:id:Pe-raz_ur:20210412213825j:plain

「ビュサン」という名前だけは聞いたことがあったが、実際に形を見るのは初めて。19世紀にフランスの軍楽隊で普及したものらしい。凱旋気分を満喫したかったのだろうか。トロンボーンのスライドと、大きく曲がったベルで構成されており、トロンボーンに比べればまろやかな音が出ることは想像つくが、しかし演奏は難しそう。

 

 

次。

f:id:Pe-raz_ur:20210412214832j:plain

「ストローヴァイオリン」という楽器。20世紀初頭に作られたらしいが、なぜヴァイオリンに大きなベルが?まるで蓄音機だ。

それもそのはず。この楽器は、蓄音機に録音することに特化したものだからだ。通常のヴァイオリンでは音が拡散しすぎて、当時の録音技術では正確にヴァイオリンの音を拾うことが難しかったため、このように収音性を高めて録音しやすくしたのだろう。時代の流れを感じさせる。

 

ちなみに、「ストロー」というのは、この楽器を作った人の名前(オーグスタス・ストロー)からとられたもので、決して飲み物を吸うあのストローではない。

 

 

あとはいつものようにダイジェストで。

f:id:Pe-raz_ur:20210412220948j:plain

「オフィクレイド」という、セルパンの後継楽器。右にあるこれまた龍の頭がついた楽器は「ロシアンバスーン」という金管楽器ファゴットではない

 

f:id:Pe-raz_ur:20210412221105j:plain

ベルが2つついたユーフォニアム。重そう

 

f:id:Pe-raz_ur:20210412221146j:plain

学生時代は金管楽器奏者だったので、この眺めは最高に良い

 

f:id:Pe-raz_ur:20210412221625j:plain

いろんな時代のフルート。こうみるといろんな素材のものがあるな

 

f:id:Pe-raz_ur:20210412221706j:plain

ルネサンス時代のダブルリード楽器。面白い音で自分は好き

 

f:id:Pe-raz_ur:20210412221817j:plain

有名なバグパイプ。館内には、本物の毛皮を使ってる(ように見える)ものもあった。

 

ヨーロッパ篇は以上。続きはまた明日。